『ルー・リード/ベルリン』と『カルトーラ』

ルー・リード/ベルリン』@渋谷シネクイント、小野島大さんと百々和宏さん(モーサム・トーンベンダー)のトークショー付きの回を観てきた。序盤で睡魔に襲われたせいで流れに乗るのに遅れをとっちゃったけど、映像も演奏も演出も文句なし! ルー・リードかっこよすぎ! 2004年のライヴDVD『スパニッシュ・フライ』の映像(編集とかカメラワークとか)がいまいちだったのとは大違いの、ルー・リードらしいじつにじつに素晴らしい映像作品で、エンディングまで至福の90分でした。トークショーでお二人も盛んに言ってたとおり、こうやって歌詞の対訳字幕付きで聞けるってのは大きい。そのあとは曲がすごくスムースに耳に入ってきて理解度が格段に上がるかんじ。音響もたいへん優れていたし、あと2回ぐらいは劇場で観たい。早くDVDにな〜れ、と。シネクイントは客席の傾斜がもうちょっと付いてるといいのにね。

土曜日はブラジル映画祭で『カルトーラサンビスタの物語』@表参道ヒルズ多目的ホール。ブラジル音楽を聞くきっかけになったのが学生時代に聞いた『愛するマンゲイラ』なので、あんま関わりたくない場所だけど、そうも言ってられずしっかり前売券買って行ってきました。並んで見てたM君@谷中ボッサと二人してこれまた断続的に睡魔に襲われたせいでしばしば「これ誰だっけ?」状態に陥るというもったいないことにはなったけど、貴重な映像だらけのありがた〜い伝記映画でした。せめて片言でもポルトガル語が分かればな〜。DVDであと3回観たい。

それにしても今日の陽の光はとっても気持ちよかった!