「SIGHT」夏号

前回読んだ年金の話がショッキングだったので、最新号「総力特集! 金は150兆ある!怒れば年金はとれる──役人にだまされるな!怒って、とる方法全部教えます」もつい購入。巻頭の保坂展人議員へのインタビューでさっそく頭に血が上りかけたりしたんだけど、この雑誌って東浩紀小田嶋隆大森望北上次郎に加えてピーター・バラカンさんも連載してるんだよね(この号は休載だけど高橋源一郎も)。

「ロック名盤おとぎ話」っていう、毎回おもに60年代の名盤をとりあげてる連載なんだけど、今号は我が家でも最近かけることの多いオーティス・レディングの『オーティス・ブルー』。コレクターズ・エディションが出たばかりだから、タイミングを合わせたのかな? その冒頭で『魂(ソウル)のゆくえ』の書名が! ってこれはまあ驚くようなことじゃないんだけど、最後の最後、編集後記でなんと編集部の宮嵜広司氏までが絶賛してくれてる! 

「この1冊が紐解く音楽の旅のなんと豊かなことか。必携です」

ぼくが編集を担当した本がロッキング・オン方面で紹介されたのはたぶん初めてじゃないかなあ。あな嬉しや。「ロッキング・オン」誌にも献本すればよかったか?^^;

「コミック・モーニング」に連載してた「モダンタイムス」が終わったばかりの、伊坂幸太郎のインタビューも面白かった。