慌ただしい日々

『魂(ソウル)のゆくえ』発売からちょうど2週間が経った。イヴェントをやっていただく青山ブックセンター本店、タワーレコード渋谷店はじめ、同新宿店(がたぶん単店では1位!)や紀伊國屋書店梅田本店、同新宿南店、ジュンク堂池袋本店、あるいは日本各地のHMV各店などで順調な売れゆき。やはりというべきか、10代・20代よりも上の世代の反応が良いようだ。明後日はいよいよイヴェント第1弾@青山ブックセンター本店。ひとつも席がないことはないと思うので、今からでもぜひお越しください。お待ちしてます。

そうこうしているうちに片山杜秀の本第2弾『音盤博物誌』の校了が近づいてて慌ただしい毎日。片山さんの本についてはぼくはおもにCDデータのチェック係なんだけど、これがまた英仏独以外の国の作曲家や演奏家のCDが多くて大変。といってもインターネットのおかげで、一昔前を思えば夢のような時代ではあります。さんざんディスクガイドを作ってた90年代には、CDの品番やレーベル、発売年、オリジナル盤、廃盤か生きてるか、などなどいったいどうやって調べてたのやら。でもその手軽さがCDガイドの作りにも影響してたりするかも、と思うと怖いかも? 『音盤博物誌』は『考現学』よりさらに面白くなってますから、乞うご期待です。京都大学岡田暁生さん──あの名著『西洋音楽史』(中公新書)の著者──が、かっこいい推薦文を寄せてくれてます。近々書影もサイトにアップしますので。

先週からの日記も書こうとおもったんだけど、やっぱりそれどころじゃないのでまた。